自分らしく生きるための4つのステップ


ライフスタイルの多様化で「自分らしさ」とか「自分らしく生きる」などの言葉を耳にし、意識することが増えていませんか? そんな生き方が素敵だと思うけど、実際には「自分らしさ」が分からないって思ったりしますよね。

「自分らしい」という言葉には惹かれるけど、本当は自分が好きじゃない、自信がない、ついダメ出しばかりしてしまうことってありませんか?

そんなあなたが、今より自分らしく生きていけるようになる、4つのステップをご紹介します。

ステップその1:意識の向いている先を変える!

ここで質問です。

普段あなたは、自分の「外側」と「内側」、どちらに多く意識が向いていますか?

外の世界とは「他人の目や行動」「他の人にどう思われるか」「他の人と比べて自分はどうか」などを指しています。それに対して内の世界とは「自分の気持ち」「自分の感覚」「自分がどう感じるか」のことです。

 

もし、答えが「外側」だったとしたら、あなたの毎日は外側の世界を中心に回っている可能性があるので、自分のことより、周りの人の気持ちを汲み取るのが上手なのではないでしょうか。そして、それは時に、自分自身を苦しめる原因になってしまいがちです。

自分らしく生きる最初の一歩として大切なのは、「外の世界」を中心にしていた意識から、「自分の内側」へ意識を向ける事。そうすると、必ず今まで見えなかった事に気づいていきます。

私たちは、多くの時間を外の世界に意識を集中させています。

でもこれ、当然ですよね。
動物であれ、人間であれ、人と共存していく社会に生きている限り、自分の周りを意識して安全かどうか確認する必要がありますし。だから、その行為自体が悪いのではありません。だけど、過剰に周りばかりを気にして、自分の価値がどんどん小さく感じているならば、それが苦しみにつながってしまいます。

私自身、外の世界ばかり気にして生きていた時は、「自分ってどうだったっけ?」「自分が分からない?」「自分は何がしたいのか?」自信がなく不安で、外の世界に起こる事に振り回され、自分を見失っていました。そこから、自分に意識を向け、自分が今どう感じているか知る事で、自分がどうしたいのかが見えてきました。

ステップ2:自分らしさを封印してしまう”思い込み"に気づく!

意識を向ける先が自分の内側に変わったら、次は「自分らしさを封印してしまう"思い込み"に気づく」事です。

自分らしく生きるためには、自分の感覚(純粋な思い)を信頼していく事が大切です。そのためには、自分のハートをオープンにしていく必要があります。しかし、自分らしさを無意識に封印してしまう"思い込み"や"心の傷"があると、自分の感覚を信頼できなくなってしまうのです。だから、自分を縛る思い込みに気づく事が大切。

特に"自分らしさを封印してしまう思い込み"とは、自分にとってすごくインパクトがあった、ネガティブに感じた事から生まれます。例えば、子供の頃にちょっとしたミスをして、恥かしい思いをした経験があるとします。その体験を通じて、恥ずかしい自分はダメだ、もう二度とその体験をしたくないと強く思ったとします。そうするとミスをしてはいけないという思い込みが生まれ、完璧になろうと努力したり、人前で目立つような行動を避けたり、自分を制限し始めます。※思い込みがどう自分を制限するかは個人差があります。

私たちはその潜在意識にある思い込みのフィルターを投影して、現実を解釈し判断して行動してしまうのです。だから、ハートでは”人前で堂々と話したい”と感じていても、潜在意識の記憶(思いや感覚)から「それして大丈夫?」と制限をかけるので、ハートの声に従う事が出来なくなるのです。

ですからまず、日々の出来事に対して、自分がどんな思いや感覚を持っていているかを感じていきましょう。自分が心地よく良く感じる事や、好きな事は見つけやすいと思いますが、自分がモヤモヤしている事に気づいていくと、”思い込み”が見えてきます。

ステップ3: "思い込み"を癒してあげる!

”思い込み”を見つけたら、昇華させてあげる事が重要です。
その思い込みはいつから感じていたかを思い出して、その時に昇華できなかった思いを癒してあげましょう!

あなたらしさを封印してしまう思い込みは、それだけインパクトがあり、その時に昇華できなかったくらい感情や思いが残っているのです。だから、もう二度とそんな体験をしないように自分を制限してしまいます。

例えば、私の場合は、人前でミスをからかってくる人に会うと、すごくモヤモヤしていたのです。そんな小さい事を気にする自分が嫌だったのですが、人前でミスをからかわれると、すごく恥ずかしい気もちや怒りを感じて、その人が苦手になっていました。そして、このミスをからかわれる時の身体が緊張する感覚や感情は、いつからあるのか思い出していくと、小学校2年生の時に、ちょっとしたミスをした時の記憶に辿り着きました。その当時、隣の席の男の子が私の書いた文章の誤字をみつけて皆にさらされ、すごく恥ずかしくて怒りを感じている自分の感情がその記憶に残っていました。そんな出来事はすっかり忘れていたのですよ!でも、その記憶が潜在意識にあり「人前でミスをしてはいけない」という思い込みで自分を縛っていたのです。

このような当時言えなかった思いや感情を落ち着くまで何度も寄り添って聞いて癒してあげると、”思い込み”は昇華していきます。その時の思いが昇華され、ビリーフ(思い込み)が緩んで、ミスをしても笑って流せる自分になり、その記憶が遠くなっていきます。こうして”思い込み”を昇華させると、日々の出来事に反応して無意識に自分らしさに制限をかけてしまうことがなくなるので、自分らしい生き方の選択をしやすくなります。

ステップ4:思考でなく、"ハートの声"に従う!

「思い込み」を緩めることが出来たら、最後は「自分のハートに従って生きる」ことができれば、やっと自分らしい人生が広がります。

でも、実はこれが一番難しいのです。

思い込みに気づき、癒しても、エゴ(思考)という人間のシステムが無くなる事はありません。思考の声は少なるかもしれませんが。「これしたらああなるかも」「そっちにいっても大丈夫?」という、あなたを守るためにエゴの声が囁いて、不安になる事もあるでしょう。

今まで習慣化されてきたエゴ(思考)の声から、ハートが喜ぶ感覚を中心に生きていくためには、思考の声かハートの声かを見抜いていく必要があります。

だからこそ、1~3までのステップを日常で繰り返して、自分の過去からの思考のパターンをよく知る事です。そうすれば、それが自分を縛る思考の声なのか、ハートが喜ぶ感覚(自分の純粋な気持ち)なのかを、見抜いていく力が必ず養われます。

あなたの内側が今のあなたに最適な状態へ変化していくと、あなたのハート(魂)が喜ぶ生き方がしやすくなります。なぜなら、あなたの「潜在意識の思い」と「ハート感覚」に矛盾がなくなり、あなたが本来持っている五感の全てを信頼し、あなたのハートが喜ぶあり方で生きられるようになるからです。

けれど、人は自分の深い気持ちまで自力で辿り着きづらいもの。
なぜなら、自分の事を客観的に観るのが難しいから。

そんな時にはぜひ、こころのプロの力を借りてみてください。

Cocoro Circleでは、ありのままのあなたが輝く生き方に欠かせない、自分の心を理解し、整理するお手伝いと共に、自分らしい人生の方向性や要素を見つけ、日々をあなたらしく楽しむプロセスをセッションや講座を通じてサポートしています。

一緒にあなたらしい人生の方向性をみつけていきましょう。

 
 

Service

「ありのままの自分が輝く生き方がしたい」方のために、自分の本質を知る「星読みセッション」と、古い思い込みや思考パターンを解放して癒す「心理セラピー」「前世療法」を土台に、不安や恐れベースの生き方から、自分の心地よさをベースした「本当に望む人生」へシフトするプロセスを「個人セッション」や「講座」を通じてサポートします。

サービス詳細

Profile

「ありのままのあなたが輝く生き方を引き出す専門家」心理セラピスト
梨村 幸代(YUKIYO MARUYAMA)

ニュージーランドで3年半働き、日本との文化や価値観の違いを目の当たりにした経験から、日本に居た時には疑問に思っていなかった自分自身の考え方などに向き合うようになり、心理学やヒーリングなど精神面に興味を持つようになる。
その後、「人が自分らしく生きる為のサポート」をしたいと思い、溝口あゆか氏主宰のカウンセラー養成講座を受講し、ディプロマを取得。2011年より、リラクゼーションセラピストとして、約8000人以上の心身のケアーに携わる。

現在は、「自分らしく生きたい」という方に、その過程で感じやすい悩みやモヤモヤを一緒にひも解き、本来持っている自分の力を再発見する「個人セッション」や「ワークショップ・講座」などを行っている。