こんにちは。「自分らしく生きるサポート」をしている、心理セラピストの丸山幸代です。
最近テレビを観ていて、タレントのウエンツ英二さんがイギリスから帰国して「自分のことめっちゃ好きになりました」とコメントしていたのが、とても印象的でした。
イギリスでは「自分をしっかり持ちなさい」「自分が今までやって来たことをちゃんと認めて褒めなさい」と言われ、自分を認めてあげる事の大切さに気づいたと言っていました。
なぜ、ウエンツ英二さんが、自分をめっちゃ好きになれたのか。
それは「自分を肯定する」環境にいたからです。
外国の方の方が自分を肯定するのが上手だと言いますよね。
あなたは、どうですか?
自分を認めたり褒めたりする事って上手ですか?
私は、これすごく苦手だでした。自分にダメ出しばかりしていました。
今日は、自分を認める「自己肯定感」を高めるヒントについて書いてみたいと思います。
日本の文化では、自分を認めたり褒めたりするより、相手を尊重して自分をへりくだる特徴がありますよね。
自己主張とか個性を大切にするよりは、輪を大事にする空気があるので、自分を主体に考える機会が海外に比べると少ないように思います。
そして「自分より周りの人の方がスゴイ」「自分は出来てないな」と思って、落ち込んだことありませんか?
誰でもそんな気持ちになったことはあると思います。しかし、常に誰かと自分を比べて、自分にダメ出していたら、自分が小さく感じてしまいますよね。
自己肯定感とは、自分の価値や存在意義を自分で認める事です。
自己肯定感が低い方は、どうしても自分より相手の方が大きく感じがちです。その為、自分で自分を認めていく事で、相手と自分を比べて見るのではなく、自分は自分のままで大丈夫と思えるようになります。
かといって自分を認めるとか言っても、どうやるか分らないですよね。
自分を認めるとか褒めるって、自分のいい所にするって思っていませんか?
私はそんな気がしていて、自分を認めるとか褒めるのは、とても苦手でした。
普段自分をダメ出しばかりしている人が、いきなり自分のいい所ばかりを見つける事の方がハードルが高いですよね。そこで、私がおススメしている自分を認める方法があります。
それは、自分の頑張れている事やいい所を見つけて褒めるのではなく、ありのままの自分の思いを受け止めていく方法です。
今まで頑張っている自分や、自分の良い所が見つかる方は、そのまま褒めてみて下さいね。
普段自分へのダメ出しに慣れている方は、その自分の中にある声を認めていきましょう。
例えば「誰々の方が頑張っているように思う」「自分はまだダメだ」とかでてきたら、そのままそれを認めてあげましょう。
「〇〇の方が頑張っているし、自分はまだダメだ」そう感じている、そう思う時もあるよね。
みたいな感じで、その思いを認めていきます。誰か友達の話を聞いているかのように、自分の中の思いを受け止めて、認めていくのがポイントです。
自分のいい所だけを認めていくのではなく、自分の中に自分をダメ出しする声や、ネガティブな声があっても、それを認めていきます。
普段ネガティブな思いを持っている自分を嫌だと感じた事ありませんか?
日常をよく振り返ってみると、誰かに言葉で何か言われるより、自分が自分を攻めている声のが多くないですか。実際に起こった事より、その状況から判断して、自分にダメ出しをしていたり、色々想像が膨らみ苦しくなったり凹んでしまったり。
そんな事ありませんか?
だからこそ、自分を認める「自己肯定感」を高める方法として、
自分の中にあるどんな声にも気づき、それを受け止めてあげるのです。
そうすると、自分とその思いが同化していた所にスペースが出来て、客観的になれます。
そうなる事で、それまでは見えなかった見方や、違う思いに気づいたりします。
だからまずは、自分の中にどんな声や思いがあっても、それに気づいて受け止めていく事が大切です。
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