人と話したあとに「相手を不快にさせていないかな?」「大丈夫だったかな?」と、ぐるぐる反省が止まらなくなることはありませんか?
私自身、このパターンを長い間もっていました。そのときの会話を頭の中で現場検証のように振り返り「あの言葉がよくなかったかも」「これも勘違いされたかも」と想像が膨らんで、人と話すこと自体が慎重になってしまったのです。
一人反省が止まらないと、気持ちはどんどん不安になり、やがて「私はダメだ」と自己否定へつながってしまいますよね。
でもこれは、あなたの性格が弱いからではありません。多くの場合、環境や育ってきた背景の中で自然に身についた“こころの習慣”なのです。特に日本人は、周りに気を配る力が高いぶん、人一倍「気にしすぎる」傾向が強くなりがちです。
ただ、ぐるぐる考えるときに必ずしも「自分のせい」と思う人ばかりではありません。中には「相手が悪い」と感じる人もいます。ここでは特に「自分を責めやすい方」に向けてまとめています。
なぜ「一人反省会」が止まらないのか
一人反省をしているとき、実は相手のことを考えているようで、多くの場合「自分がどう思われたか」「相手は自分をどう感じたか」と、自分の評価ばかりを気にしてしまっています。
これは心の仕組みのひとつで、どうしても“自分の主観”で状況を振り返ってしまうから。そのため、一度スイッチが入ると反省が止まらなくなるのです。
けれど実際には、相手の反応が期待どおりでなかったとしても、
■体調が悪かったのかもしれない
■別のことでストレスを感じていて、余裕がないかもしれない
■たまたま気分が落ち込んでいたのかもしれない
…など、いくつもの要因が考えられます。
それでも私たちは「原因は自分にある」と決めつけてしまうことがあります。
潜在意識の仕組み
こんな時、ほとんどの人は
■そのまま考え続けてしまうか
■逆に「考えないようにしよう」としてしまいます。
でも結局、また同じことを思い出してしまう。なぜでしょうか?
それは、潜在意識が「あなたを苦しめたいから」でも「反省させたいから」でもありません。
実はこれは “お知らせ機能” なんです。「前にこれで傷ついたよね。だから今度はそうならないように、事前にお知らせするね」。そんなふうに、潜在意識があなたを守るために、“警告音”を鳴らしている状態です。
だから、その警告音を無視して考えないようにすると、潜在意識は「まだ気づいてないのか」とさらに思い出させようとします。

考えすぎてしまう私も「OK」
ここで大事なのは「考えすぎないようにする」ことを目指すのではありません。
むしろ、今の自分の状態に気づくことが大切です。
「気にしすぎてしまう私もいる」
「そう思ってしまうのも私の一部」
そうやって認めてあげることが、自己受容につながります。
すると、無限ループに入り込まずに抜け出しやすくなるのです。
こころが楽になる小さな実践
このループを止めたいときは、無理に消そうとするのではなく、👉 いまの自分の状態を「肯定すること」 がポイント。
すると意識はプラスマイナスゼロ、ニュートラルな状態に戻っていきます。
例えば、出来事を思い出して反省し始めたら「もう考えないようにしよう」と抑える代わりに、
「気になっちゃうよね」
「落ち込んでいても、いいよ」
「どんな自分も受け入れるよ」
と自己受容するのです。そうすると「警告音はもう必要ない」と潜在意識が感じ取り、少しずつ小さくなっていきます。

こころが楽になる生き方へ
この受容力を育てていくと、自分の内側に「どんな自分も大丈夫」という安心感が少しずつ根づいていきます。それは、外で認められた時だけ得られる「外基準の安心感」ではなく「自分の中から湧き上がる安心感」です。
この安心感が育っていると、外側で気になることが起きても振り回されにくくなります。よかったら、日常の中で試してみてくださいね。
Cocoro Circle では、普段は気づきにくい 「こころの習慣」(=無意識の動き) を理解し「今のあなたが望む生き方」に合うように整えていくサポートをしています。もし一人では難しいと感じるときや、もっと自分のことを深く知りたいときは、どうぞお気軽にご利用ください。


